ロッテ3連戦を勝ち越し、交流戦を3勝3敗の5割で船出した阪神が、週末の「注目の一戦」に向けて改めて士気を高めている。3日からの甲子園で行われる球団OB・新庄監督率いる日本ハムとの3連戦だ。

 ビッグボスがプロ入りから11年間在籍した甲子園に監督として〝凱旋〟。「何を仕掛けてくるか」が大いに注目されており、球団関係者も「目立ちたがり屋で何か考えているのは想像つく(笑い)。阪神ファンだって新庄が見たいだろうしね」と采配とは関係ない部分も含め、何かしらのアクションは〝あるもの〟と予想している。

 とはいえ現役時代を知るOBは「今は監督でもあるから。試合に臨む選手の気がそがれるようなことはしないと思うけど」とした一方で〝これは〟と想像を巡らせているのが、全盛期をほうふつとさせる「強肩」パフォーマンスだ。

「もちろん阪神にも許可をもらってやるだろうけど、選手と一緒に試合前のシートノックにまざって、センターからホームへ大遠投とかね(笑い)」

 新庄監督は現役時代、セ・パ両リーグでゴールデン・グラブ賞に10度輝いた外野守備には強いこだわりを持っており、当時から自他ともに認める球界ナンバーワンの技量の持ち主でもあった。

 50歳になった現在も当時と変わらぬアスリート体形を維持しており、プロとしての地位を築いてきたかつての「庭」で、日本ハムナインに〝お手本〟を披露することになるというわけだ。

 もちろん実現すれば、現役時代を知る往年の虎ファンにとっても、これ以上ないノスタルジックなファンサービスとなることは確実。すでに前売りの時点で3連戦ともに入場券はほぼ完売となっており、虎ファンにとっても当日のビッグボスの動向は気になるところ。勝手知ったる聖地で何をしでかすのか…。虎関係者たちも息をのんで、身構えている。