三井広報委員会は27日、昨年暮れ(12月7日~20日)に行われたプロ野球ファンの投票で最強の守備陣を決める「三井ゴールデン・グラブ レジェンズ」の受賞者を発表した。

 注目されるのは指揮官として16年ぶりに日本ハムへ復帰した「ビッグボス」新庄剛志監督(49=Gグラブ10度受賞)が、日米で計17度の同賞(NPBゴールデングラブ7度、MLBゴールドグラブ10度)を受賞したイチローマリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターと歴代2位、11度のゴールデングラブを獲得した秋山幸二氏と〝レジェンズ〟に選ばれたこと。

 仮に全盛期のこの3人がユニットで外野を守っていれば左中間、右中間を抜ける打球は確実になくなっていただろうと想像させるメンバーだ。

 守備の名手に贈られる「三井ゴールデン・グラブ賞」が2021年度で第50回を迎えたことを記念したキャンペーンで、同賞3回以上の歴代受賞者が対象。受賞者は以下の通りとなった。

◇投手 桑田真澄(53=巨人一軍投手チーフコーチ)
◇捕手 古田敦也(56=野球評論家)
◇一塁手 王貞治(81=ソフトバンク球団会長)
◇二塁手 菊池涼介(31=広島)
◇三塁手 中村紀洋(48=中日一軍打撃コーチ)
◇遊撃手 井端弘和(46=侍ジャパンU12代表監督)
◇外野手 (1)イチロー(48=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)、(2)新庄剛志(49=日本ハム監督)、(3)秋山幸二(59=野球解説者)

※敬称略