阪神ドラ2・鈴木&ドラ3・桐敷に侍ジャパンが熱視線 3月台湾戦で〝デビュー〟も

2022年01月07日 05時15分

虎風荘に入る鈴木勇斗(球団提供)
虎風荘に入る鈴木勇斗(球団提供)

 異例の大抜擢もありそうだ。阪神のドラフト1位・森木大智投手(18=高知高)ら新入団選手7人(育成含む)が6日に兵庫・西宮市内の球団寮「虎風荘」に入寮した。ドラフト2位・鈴木勇斗(21=創価大)、同3位・桐敷拓馬(22=新潟医療福祉大)の即戦力左腕2人には侍ジャパン関係者も注目しており、2月のキャンプで順調に調整が進めば、3月5、6日の台湾との強化試合(東京ドーム)で代表入りする可能性もあるという。

 金メダル獲得で東京五輪を終えた侍ジャパンにとって、今年は2023年に開催されるWBCへの準備期間にあたる。しかも指揮官は新任の栗山英樹監督(60)。先を見据えて、未知の戦力をチェックしておきたいと考えるのは自然な流れだろう。台湾戦のメンバー選考も兼ねた2月の12球団キャンプ視察では20代前半の若手投手の発掘、とりわけ左腕が重点項目にあるという。

 今年の新人は虎の2左腕だけでなく、西武・隅田知一郎(22=西日本工大)やヤクルト・山下輝(22=法大)、広島・黒原拓未(22=関学大)、巨人・山田龍聖(21=JR東日本)、広島・森翔平(三菱重工ウエスト)など即戦力として期待される左腕が目白押し。時期的に紅白戦や練習試合での好投が〝抜擢〟へと結びつく数少ないアピールの場となりそうだ。

 昨年12月には就任直後の栗山監督が自ら都市対抗野球を視察するなど、新生侍ジャパンにおいて世代交代は取り組むべきテーマとなっている。昨夏の東京五輪で左腕は中日・大野雄と阪神・岩崎の2人のみだった。次代を担う20代にオリックス・宮城、ヤクルト・高橋はいるものの、球界全体として層の薄い部分でもある。

 入寮を済ませた鈴木は9日からの新人合同自主トレに向け「1年目から一軍で活躍したい気持ちがあるので一日一日、自分に勝ち(開幕)一軍スタートを達成できるように頑張っていきます」と力を込め、桐敷も「キャンプ、オープン戦、開幕と、ちゃんと一軍に帯同できるような体づくりをしていきたい」と意気込んだ。V奪回を目指すチームだけでなく、日本代表でも即戦力となれるか目が離せない。

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