2021年もあとわずか。今年もプロ野球を取材する東スポカメラマンたちが、決定的瞬間を収めることに成功した〝ナイスな写真〟を【目撃】と題して紙面やWebで紹介してきましたが、ここで1年を振り返る意味で総ざらい。プロ野球デスクお気に入りの〝5選〟をあらためて紹介させていただきます。

 今年もいろいろありましたが、まずはこの一枚から!

【ロッテの鳥人エチェバリアのありえない〝空中殺法〟】=7月13日、メットライフドーム

 ボテボテの内野ゴロを処理したロッテの遊撃手・エチェバリア。前方に倒れ込みながら一塁送球する美しいフォームは、まるで空を飛んでいるかのようでした。

 この写真がWebに掲載されるや「この写真を使いたい!」とテレビ局から問い合わせが殺到するなど、大きな話題に。チームに残留することが決まった〝幕張の鳥人〟からは来季も目が離せません。

 続いては中日ファンが仰天した、こちらの写真です!

【中日・勝野が繰り出した神業「NLBK」とは…】=4月18日、バンテリンドーム

これが勝野の神ワザ「NLBK」(東スポWeb)
これが勝野の神ワザ「NLBK」(東スポWeb)

 広島戦前の練習中のこと、仲良さそうに話していた勝野と小笠原をレンズ越しにのぞいていると…。去り際に勝野が何とも自然なしぐさで「ノールック・バックハンド・カンチョー(NLBK)」を繰り出した瞬間をキャッチ。超高難度の技ということもあってか、当時の中日ファンの間では「NLBK」がトレンド入りするなど、大きな話題となりました。

 今季暗い話題が多かった中日ですが、明るい話題を提供してくれた勝野のテクニシャンぶりには今後も注目です。

 3枚目はあの話題のルーキーのこの写真です。

【阪神・佐藤輝とヤクルト・オスナが三塁ベース上で一触即発状態に】=5月18日、甲子園球場

オスナ(右)とにらみあう佐藤輝
オスナ(右)とにらみあう佐藤輝

 至近距離でにらみ合っているのは、阪神の怪物ルーキー・佐藤輝とヤクルトの助っ人・オスナ。しきりに本塁を狙ってちょこまかと動いていた三塁走者のオスナを、三塁手の佐藤輝が警戒して視線を送っているうちに、こんな状態になってしまいました。

 お茶目なところのあるオスナの〝おふざけ〟だったようですが、それでも屈強な助っ人選手の「圧」に、少しもひるまない佐藤輝の肝っ玉も大したもの。来季はさらなる飛躍が期待されるところです。

 4枚目も阪神から。助っ人選手のこの一枚です。

【阪神・サンズが「元気玉」の奥義を披露】=5月16日、東京ドーム

みんなの力をオラに分けてくれ!(東スポWeb)
みんなの力をオラに分けてくれ!(東スポWeb)

「みんなの力をオラに分けてくれ!」とばかりにポーズを決めているのは阪神・サンズ。巨人戦前の練習中にバランスボールを大きく蹴り上げ、見事なヘディングを決めた瞬間をカメラでパチリと収めると、こうなりました。

 まるでドラゴンボールで有名な「元気玉」を繰り出しているかのよう。ただ、サンズはシーズン終盤に調子を落としてしまい、退団…。元気の集まりが悪かったのでしょうか。

 最後の5枚目はこちら。春季キャンプで「本人公認」となったこの写真です。

【楽天・涌井がグラウンドで釣りをしていたワケ】=2月17日、金武町ベースボールスタジアム

球場で釣り?を楽しむ涌井(東スポWeb)
球場で釣り?を楽しむ涌井(東スポWeb)

 物憂げな表情で釣りざおをたらしているのは、楽天・涌井。えっ? グラウンドで何を釣ろうとしているの? と思ってよくよく見たら、持っていたのは釣りざおではなく、ストレッチ用の棒でした。

 そんなシュールな写真をWebに掲載したところ…。涌井がこの日に自身のツイッターアカウントを開設。この写真をアイコンとヘッダーに採用してくれたのだ。

 あれから10か月以上がたち、フォロワーは8万人以上にまで増えましたが…。今も涌井のアイコン&ヘッダー写真は、当時のまんま。ワクさん、ありがとうございます。