中日・柳裕也投手(27)が27日、中部運動記者クラブのプロ野球分科会から最優秀選手として表彰された。

 5年目の今季は26試合に先発し、2完封を含む11勝6敗を挙げてチームを力強くけん引した。初のタイトルとなる最優秀防御率(2・20)、最多奪三振(168個)の投手2冠を獲得。さらに念願だったゴールデン・グラブ賞やベストナイン、バッテリー賞にも初めて輝き〝5冠〟を手にした。

 記念の写真パネルを贈呈された柳は「1年間、記者の皆さんに毎日見てもらって、そういう方たちに評価していただいてうれしいです。来年も取れるように頑張ります」と喜びの声を寄せた。

 来季へ向けて「プロ野球選手なら毎年キャリアハイを目指すので、どの数字も今年よりもいいものを残したいです」と抱負を語った。