中日は11日に行われたドラフト会議で6人の選手を指名。1位のブライト健太外野手(22=上武大)をはじめ6人のうち5人が野手と、貧打解消に向けて思い切った指名を行った。以下はドラフト会議を終えた与田剛監督(55)の一問一答
――6人指名して5人が野手、投手1人だった
与田監督 今年は6人の選手を指名させてもらいたいということで、内訳に関しては球団代表、編成の方とさまざまな協議を重ねた。投手をあと1人ぐらいほしいなということはあったんですが、将来的に長打力のある選手をより育てたい。そういったところを含めて指名させてもらいました。
――5人の野手のうち3人が大学生の外野手
与田監督 大学で4年間経験した力をできるだけ早くプロ野球の場で、一軍の場で活躍してもらいたいという思いが強いですね
――ブライト選手にはどんなプレーヤーになってほしいか
与田監督 もちろん打つこと長打力というのは当然なんですけど、バンテリンドームの球場を守るということ。そして機動力ですよね。そういうものを絡めながら中軸が打てる打者になってほしい。
――(ブライト選手の)一軍に出る時期や将来はどう思い描いているか
与田監督 やはり実際に会ってみて、体の動きを見てキャンプを過ごして、プロの試合に使っていきながらの判断になると思う。ただ大学で経験したからといって必要以上にあせらせないように。そういうつもりではいます。
――2位の鵜飼外野手の印象は
与田監督 映像も見た中でかなり長打力も期待できる。
――3位の石森投手の印象は
与田監督 奪三振率が高い。そういう魅力のある投手。左で即戦力という期待で指名しました。
――6人指名して点数をつけるとすると
与田監督 100点満点じゃないですか。1位から会議を重ねて理想通りのドラフトができたので、編成の方たちが時間をかけて探してくれた選手をしっかり指名できたんじゃないかと思います。
◇中日の指名選手
1位 ブライト健太外野手(22=上武大)
2位 鵜飼航丞外野手(22=駒澤大)
3位 石森大誠投手(24=火の国サラマンダーズ)
4位 味谷大誠捕手(18=花咲徳栄高)
5位 星野真生内野手(18=豊橋中央高)
6位 福元悠真外野手(21=大阪商大)
※育成選手の指名はなし