阪神 勝利の方程式は「オイッス」? ゲームセットへ及川、小川、岩崎、スアレス全員集合

2021年09月18日 05時15分

守護神スアレスのポーズもそれとなく…?(東スポWeb)
守護神スアレスのポーズもそれとなく…?(東スポWeb)

 虎の新・勝利の方程式の〝合言葉〟は、いかりや長介!? 優勝へ向け、ラストスパートに入る阪神で固まりつつあるのが、終盤6、7回の中継ぎ陣。現在、この枠に定着しつつあるのが小川一平、及川雅貴の2人の若手投手で、ともにイニシャルは「O」。昨季から盤石の存在でもある8回の岩崎(I)、9回のスアレス(S)の新勝利の方程式〝OIS(オイッス)〟となれば…伝説のコメディアンの決めゼリフが聖地・甲子園に飛び交うかもしれない。


 台風14号の接近で17日の中日戦(甲子園)は雨天中止に。休養日の16日と合わせて〝連休〟となり、後半戦、フル回転気味だった中継ぎ投手陣にとっては恵みの雨の〝肩休め〟になった模様だ。

 延長戦がない今季、29ホールドの8回の岩崎→昨季のセーブ王で今季も31セーブの守護神・スアレスは安定しているが、6、7回を任せるセットアッパーは、いまだ定まっていないのがチームの懸案事項のひとつ。これまで岩貞や藤浪、斉藤、小林など多くの人材を登用したが固定化までには至っていない。

 だが、そんな難題の救世主になり得る若手が出現している。ひとりは高卒2年目の20歳、交流戦から定着し26」試合で6ホールドの左腕・及川。もう一人は8月下旬に昇格、8日のヤクルト戦ではプロ初勝利を挙げ、10試合で2ホールドの大卒2年目右腕・小川だ。9月以降の12試合でスアレス、岩崎とあわせて4人がそろって投げた試合は2戦2勝、小川、及川のどちらかが投げ、8回以降の2人につなげた試合も負けなし。不敗神話を形成しつつあるが、4人は〝ゴロ〟もしゃれている。

 小川、及川はともにイニシャルは「O」、8回の岩崎は「I」、9回のスアレスの「S」。継投順に「OIS」は「オイッス」とも読める。ザ・ドリフターズの国民的人気番組「8時だョ!全員集合」でリーダーのいかりや長介が客席に向かって放っていた決めゼリフと同じなのだ。

 偶然か必然か、スアレスが最終回の反撃を断ち、マウンド上や引き揚げる際に矢野監督や首脳陣、ナインと片手を上げて勝利の喜びを分かち合うスタイルも、往年のいかりやのアクションに酷似している。

 前回優勝の2005年はジェフ(J)・ウィリアムス、藤川(F)球児、久保田(K)智之の3人が勝利の方程式を担い、優勝に大貢献した。21年版・勝利の方程式は、その時以来となる悲願達成にむけ、さらに充実度を高めたいところ。グッズ販売を展開する球団営業部も、こうした〝新たな呼称〟が定着するかどうかを注目している。

 コロナ禍のなかで開催中の今季の公式戦は、通常午後6時開始も早めて行う球団も多く、午後8時以降は、ほとんどが終盤戦でピッタリ。4人の「全員集合」が増えれば増えるほど、猛虎の悲願が近づくのだが…。

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