ロッテOBの愛甲猛氏は清田クビに「お粗末…たいていのプロ野球選手は『うまくやれよ』と思ってる」

2021年05月23日 17時56分

愛甲猛氏

 ロッテから契約解除となった清田育宏外野手(35)は、今後どうなるのか。コロナ禍での度重なる不倫騒動ということもあり、世間からは厳しい視線が集中しているが…。こうした問題が起きた場合は、あの人に聞かないわけにはいかない。ロッテOBで、球界きっての〝アウトローの専門家〟として裏社会にも精通している愛甲猛氏(58)を直撃した。

 ――清田が契約解除になった

 愛甲氏 これだけ問題が大きくなってしまえば、そうするしかないのかもしれませんね。そもそも1月に無期限謹慎処分となったときに、なぜ清田に記者会見をさせなかったのか。そこできちんと謝罪をさせておけば、世間の批判もこれだけ大きくはならなかったのかもしれません。もちろん清田がバカだったのが一番なんですが、球団の対応も、もっとうまくできたんじゃないかと思っています。それに…。

 ――何でしょう?

 愛甲氏 今回の問題はコロナを隠蔽したというのがとにかくまずかったわけで、女性問題に関しては「もっとうまくやれよ」というのが、みんなが思っていることなんじゃないでしょうか。たいていのプロ野球選手はそう思っているはずで、不倫なんて大した問題じゃない。とにかく球団も清田もやり方がヘタクソすぎで、騒ぎをどんどん大きくしてしまった。それに清田は井口監督と同じ事務所なわけですし、周囲も「もっとガードを固くしろ」という注意をしてやるべきだった。清田がどういう人間なのかは、最初の不倫のころからみんな分かっていたはずでしょ。「本当にお粗末」というのが、率直な感想です。

 ――清田の今後について。同じ球団の背番号「1」の先輩として

 愛甲氏 年齢的にもまだまだいけますし、中日なんかは右の強打者が必要で欲しがるんじゃないかな。でも、世間の批判を考えたらすぐには獲れないでしょうねえ。ただ、今のご時世、次の大きなスキャンダルが出てきたりしたら、清田のことなんてすぐに忘れてくれますよ。罪を犯したわけじゃないですし、それまでおとなしくトレーニングを積んでいれば、チャンスはあると思います。いざとなったらオレが手伝っているクラブチーム(東京メッツ)でやったらいい。本人が野球を続けたいと思っているのなら協力しますよ。

 ――アウトローの世界に入りたいと言ってきたら…

 愛甲氏 それはそれで大歓迎ですよ。紹介できる人は紹介しますし、おそらく清田自身も言いたいことは山ほどあるのでは。オレのところ(ユーチューブの「野良犬チャンネル」)で思う存分、しゃべってもらって構いません。そうした場所も提供してあげたいですね。

☆あいこう・たけし 1962年8月15日生まれ。神奈川県出身。横浜高で80年夏に全国制覇を達成し優勝投手となる。同年秋、ドラフト1位でロッテ入団。3年間の投手生活の後、打者転向。96年に中日移籍、代打の切り札として活躍し、99年の優勝に貢献する。2000年に引退。535試合連続フルイニング出場は当時のパ・リーグ記録。球界の裏側を暴露した著書「球界の野良犬」(宝島社)などで球界を騒然とさせた。現在はタレント、解説者、実業家、ユーチューバーとしてマルチに活躍中。クラブチーム「東京メッツ」でコーチを務める。

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