楽天・岸孝之投手(36)が25日、DeNAとの練習試合(宜野湾)に先発登板し、2回を1安打無失点と上々の実戦初登板となった。

「打者がどう反応してくるか」だけを求めて上がった初登板は最速143キロのストレートと宝刀カーブの2球種のみで計32球。初回、先頭の関根に11球粘られはしたものの、打者が待ち構えているストレートで十分バットを押し込めていた。

 岸は「真っすぐがよかった。無事終われたのでよかったと思います」とコメント。これで先発5本柱のうち田中将、早川、則本昂、岸の4人が順調に実戦初登板を完了。26日のヤクルト戦(浦添)に先発する涌井は「テーマはありません。ストライクを取れるように頑張ります」と最終調整に余念がなかった。