広島・小園ますます窮地 「鍛えがいある」ドラ6・矢野の評価うなぎ上り

2021年02月17日 05時15分

首脳陣の評価を上げている広島・矢野(顔写真は小園)
首脳陣の評価を上げている広島・矢野(顔写真は小園)

 広島の〝若手勢力図〟が変わりつつある。今キャンプ初の対外試合となった16日のロッテ戦(コザしんきん)ではドラフト6位・矢野雅哉内野手(22=亜大)が「8番・遊撃」で先発出場し3打数1安打をマーク。遊撃としても好守を連発し、「思ったよりも自分の動きができてよかった。遊撃を守っている以上、もっと周りを見られるようにやっていきたい」と振り返った。

 そんなルーキーの台頭によってさらなる奮起を求められるのが小園海斗内野手(20)だ。昨秋のフェニックス・リーグでの覇気不足を指摘され、プロ3年目にして初の二軍キャンプ。悔しさをバネに鍛錬の日々を送っているが「まだいい報告がない。試合をしていないので評価は難しい」(佐々岡監督)。チームの一、二軍入れ替えは先になりそうで、小園の一軍昇格も先送りとなっている。

 そのため本来ならば将来性十分の小園が正遊撃手の田中広輔内野手(31)を脅かす存在となるはずだが、このままでは〝期待の若手〟という立場まで奪われかねない状況となっているのだ。

 矢野は「気持ちがあって一生懸命。鍛えがいがある」(河田ヘッド)と首脳陣の評価も上々で「一年間一軍に定着することが自分の目標。どんどんアピールしていきたい」と意気込んでいる。勢いのある矢野が居場所をつかむのか、それとも小園の逆襲があるのか。シ烈な争いはまだまだ続きそうだ。

関連タグ: