阪神の青柳晃洋投手(27)が契約を更改し、2000万増の5000万円でサインした。

 今季はエース・西勇とともに年間を通じて先発ローテーションを守り、2年連続で規定投球回を投げ、7勝9敗、防御率3・36。〝負け〟先行ながらも、一定の安定感を終始披露し続けたことはきっちりと評価され「2年連続規定を評価していただいた」と本人もニッコリ。

 来季も先発陣のなかでは中心的な役割を期待されるだけに「勝ち星は伸びなかったし、防御率もっと伸ばせると思う。(先発として)2年やらせてもらったので、西(勇)さんにおんぶにだっこじゃなく、超えられるようにやっていきたい」と来季は13勝以上をノルマに挙げた。

 また、増額分の使い道を聞かれた際には「家族だったり、奥さんのために有意義に使えたら。2年連続規定投球回にいったのも結婚してからなので、奥さんに恩返しできたら」。夫人の内助の功に感謝を口にしていた。