阪神ドラ1・佐藤 近大の先輩・糸井ではなく…主砲・大山への「弟子入り」が勧められるワケ

2020年11月10日 05時15分

打撃への期待も大きい佐藤(顔写真左上は阪神・大山、右下は糸井)

 阪神がドラフト1位指名したアマ球界ナンバーワンスラッガー・佐藤輝明内野手(21=近大)に大山悠輔内野手(25)への弟子入りを勧める声が早くも高まっている。

 187センチ、96キロの恵まれた体格に加え、規格外のパワーを持ち合わせる佐藤輝は母校・近大のOBでもある糸井嘉男外野手(39)としばしば比較されてきた。だが「佐藤が阪神に入団する以上、彼が背中を追いかけるべき選手は大山をおいてほかにない」との意見はことのほか多い。

 その理由として、ある球団OBは「大山は人気球団の中にあっても浮つくことなく、ナイター後にも黙々と打撃練習に取り組むなどストイックな男。佐藤がプロとして大成するには、大山の背中を追いかけることが一番の近道。まずは鳴尾浜での新人合同自主トレからのスタートになるが、来季終了以降は大山と自主トレをともにするなどして、そのエキスを存分に吸収してほしい」と力を込める。

 別の球団OBも「右打者、左打者の違いはあっても2人とも大柄な体格のパワーヒッター。年齢も近い大山なら佐藤のいい手本になってくれる。大山も入団から数年は周囲からの厳しい声を散々浴びてきたが、今年はシーズン最終盤まで本塁打王を争うまでに成長した。2人で切磋琢磨して中軸を長く担ってくれれば」と〝OS砲〟結成に早くも期待を寄せている。

 大山は「ドラフト1位」の重圧に苦しめられながらも4年目の今季、見事に花開いた。虎の生え抜き主砲にしかわからない苦悩を聞くだけでも貴重な財産となる。4球団が競合した金の卵にとって大山は格好の〝見本〟となりそうだ。