本塁打王へ阪神・矢野監督も後押し!「1番・大山」でカモDeNAから本塁打量産プラン

2020年10月26日 11時00分

2-0の5回に2ランを放った陽川㊥を笑顔で迎える大山。左は木浪

 初のキングへ、好相性のハマスタで「1番・大山」プランが急浮上だ。残り12試合となった阪神で巨人・岡本らと拮抗した本塁打王争いを展開中の主砲・大山悠輔内野手(25)に矢野燿大監督(51)が初タイトル奪取の“後押し”を検討中だという。

 25日現在、セの本塁打王争いは大山と岡本が26本、ヤクルト・村上、広島・鈴木誠、巨人・丸の3人が24本で続く展開。各チームとも残り試合はほぼ同じで、最終的に誰が抜け出してもおかしくない。

 そんな中で浮上するのが、大山の「得意」としているDeNA戦で数多く打席に立ち、量産を狙うというプラン。大山の球団別の対戦打率は、DeNAを除く4球団には2割台だが、DeNA戦だけは20試合で打率4割2分6厘、5本塁打、19打点と無類の強さ。特に横浜スタジアムでは、9試合で3本塁打と高い確率で一発も飛び出している。10月30日~11月1日の敵地・ハマスタでの3連戦は、キングを狙う男にとって、今季これ以上ないゲンのいい場所でもあるのだ。

 ここまでの先発時、大山はすべて3~6番の中軸に据えられており、90試合以上が4番か5番で3番は2試合のみ。初回に確実に回る打順での起用は意外に少ない。「1番起用」により、1試合で最も数多く打席に立てる可能性がある。

 シーズン終盤のタイトル争いでは、個人記録のために指揮官の采配が絡むことで是々非々の議論がつきまとう。だが、矢野監督も「ここまできたら何とか取ってもらいたいし、取らせたいなと思う」と、後押しを約束している。

 大山は「一本一本の積み重ね」と無欲での挑戦を強調するが、V逸が決定的なチーム状況で、残り試合の最大の焦点の一つはバース以来の本塁打キングの誕生だ。阪神では34年ぶりとなる偉業達成をチームぐるみでサポートする。