先発転向不発の広島・スコット〝まさかの残留〟事情

2020年10月22日 07時15分

先発に意欲を燃やす広島・スコット

【デスクと記者のナイショ話】

 デスク:優勝がなくなって整理対象の選手もそろそろ決まってきたんじゃないのか? 特に外国人選手とか。

 広島担当記者:それが今年はいつもと事情が違いまして…。

 デスク:普通に考えれば、先発転向が不発に終わった南アフリカ出身のテイラー・スコット投手(28)とかヤバいだろ?

 記者:スコットは先発として二軍戦で元気に投げていますよ。今度こそ先発に適応しようとカーブの習得を目指していて「先発であろうが中継ぎであろうが、カープのために来年も投げたい」と必死です。

 デスク:マジか!? いつもならクビにする理由を探す時期なのに、そこまでやらせるってことは球団側も残留の可能性を探っているってことか。お互いのためにダメなら早めにリリースするっていう今までの方針からすれば異例だな。

 記者:そうですね。カープアカデミー出身の選手は長期的な視野で育成するのが通例ですが、純粋に戦力として獲得してきた外国人選手をここまで長い目で見るのは初めてかもしれません。

 デスク:だよな。

 記者:まあ、来季に向けた外国人選手の補強状況を見据えてのことでしょう。新型コロナ禍の影響で今年は3Aもやっていませんし、いい選手を獲得できる保証はないですから。球団も助っ人補強に向けて最善を尽くしていますが、それと同時に、今くすぶっている外国人を何とか戦力にしようと取り組んでいるのでしょう。

 デスク:3Aから日本に合う選手を引っ張ってくるのが上手な広島にとって新型コロナによる3Aの中止は他球団以上に痛恨だな。

 記者:そうですね。でも、スコットが先発として覚醒するかもしれませんよ!

 デスク:ずいぶんとスコットの肩を持つな。南アに思い入れでもあるのか? 親戚がいるとか。

 記者:いません!