独走・巨人に〝珍事〟 デラロサのはずが…出てきたのは中川 原監督「中川に罪はない」

2020年10月03日 19時22分

マウンドへ向かうデラロサ

 このままセ界を完全制圧するのか――。首位を独走する巨人は3日、2位阪神との直接対決(甲子園)を7―4で逃げ切り、マジックを2つ減らして「19」とした。

 4回の丸の先制適時二塁打で均衡を破ると吉川尚の7号ソロ、大城の9号3ランで5点をリード。8回には坂本がこの日3安打目となる2点タイムリーでダメを押した。
 
 5回には鉄壁の中継プレーで反撃の芽を摘んだ。二死一塁から北條に中堅フェンス直撃の二塁打を許したが、中堅の丸から遊撃の坂本に渡り、最後は捕手の大城へストライク送球。一塁から本塁を狙った俊足の近本を見事に刺した。試合後、原辰徳監督(62)は「先制点を取れて守りの部分でもいいところが出たと思いますね」とした。ただ、9回にはドタバタ劇も…。
 
 この回に4点を返され3点差に詰め寄られて指揮官は球審に守護神「デラロサ」の名を告げた。ところがベンチの伝達ミスで中川がリリーフカーに乗って登場する“珍事”。その後、慌ててデラロサが出てきたが、投手交代の制限時間オーバーで1球も投球練習をすることなく北条と対峙した。ここは三飛に打ち取り事無きを得たが、原監督は「締まりの悪いゲームになった。中川には罪はない」とムッツリだ。

 それでも阪神との今季対戦成績は13勝5敗となり、9年連続で勝ち越しが決定。現状では他のDeNA(10勝5敗)、中日(11勝8敗2分け)、広島(11勝6敗1分け)、ヤクルト(11勝4敗1分け)の4球団にも勝ち越しており、いよいよ“完全優勝”まで見えてきた。