広島・田中広輔内野手(31)が25日のDeNA戦(マツダ)で6号2ランを放った。3試合連続となる「1番・遊撃」で先発出場すると1点リードの3回、無死一塁の場面で相手先発・井納の直球を強振。「ランナーを進める気持ちで、しっかり捉えることができた」という打球は右翼席に飛び込む一発となった。

 この日から定員の50%となる1万6500人の入場が可能になったマツダスタジアムも選手会長の一撃に拍手が巻き起こるなど大盛り上がり。借金12と相変わらず苦しい状況は続くが、本拠地での大声援を味方に現状打破といきたいところだ。