誠也不在も若ゴイ躍動! 広島2年目・羽月が初昇格初スタメンで2安打3打点快足デビュー

2020年08月07日 22時19分

5回、適時3塁打を放った羽月隆太郎。快足が魅力だ

 主砲不在の広島打線が猛打をふるった。7日の阪神戦(マツダ)ではシーズン40試合目にして初めて鈴木誠也外野手(25)が積極的休養によるベンチスタート。そんな中、誰よりも燃えたのが代役4番の松山竜平外野手(34)だ。

 初回二死二塁のチャンスで打撃に入ると阪神先発・青柳から中前へ先制打。「ボールの内側をしっかり打つことができた」という一打で勢いに乗ると2回には貴重な追加点となる3号3ランを放った。

 勝負強さへのこだわりは人一倍だ。「一番大事にしているのは打点を挙げること。そこが求められているので」と勝負どころでチームを勝利に導く一打に磨きを掛ける。今季は腰痛で出遅れ、開幕一軍こそ逃したものの6月末に一軍合流後は鈴木誠との4、5番コンビを再結成。主軸を担う男は4回の第3打席でも右前打を放って猛打賞をマークする暴れっぷりだ。

 頼れる中軸の活躍に若ゴイも乗った。佐々岡監督はこの日、プロ初昇格となった高卒2年目の羽月隆太郎内野手(20)を「2番・二塁」で即スタメン起用したが、この大胆さい配がピタリ的中。羽月は2回一死一、三塁の場面で迎えた第2打席で50メートル5・7秒の俊足を生かしてセーフティースクイズを敢行。一塁線に転がしプロ初安打&初打点をマークした。

 さらに、5回の二死一、二塁の場面では「無心で食らいついていきました」と右越えの2点適時三塁打を放ち、3打点の大活躍。投げてはドラフト1位・森下が6回4失点と粘りの投球で3勝目をゲットした。

「鈴木誠不在」も何のその。借金はまだあるものの、チーム一丸の白星に地元・広島のファンもさぞや酔いしれたに違いない。