中日 ドラ1石川昂のすごすぎる対応力

2020年02月05日 16時30分

いきなり対外試合への出場も検討されている石川昂

 中日のドラフト1位・石川昂弥内野手(18=東邦)の評価がうなぎ上りだが、首脳陣は悩ましい問題に直面している。いったいどういうことなのか――。

 4日は二軍キャンプ地の読谷球場で2日連続となる実戦形式のシート打撃に臨んだ。2打数1安打で2打席目に育成の石田から鮮やかに右中間を破る二塁打を放った。

 プロ初のシート打撃となった3日は、3打数1安打。3打席目で育成の大蔵から「プロ初安打」となる左翼線二塁打をマークしていた。その際、石川昂は「結構、自分の好きなコースで、ちょっと甘かったので。正直、あれは一発でホームランに仕留めないといけないと、打った後に思った。まあ、しゃあないですね」と悔しがったほどで、負けん気の強さを見せた。

 視察した与田監督は「想像以上に仕上がっている。対外試合に出られるんじゃないか」と7日に沖縄電力との練習試合(読谷)の出場を示唆。

 仁村二軍監督も「雨が降ろうがヤリが降ろうが大丈夫。けがをしない」とプロ初の対外試合の出場に太鼓判を押す。

 それ以上に仁村二軍監督が舌を巻いたのは2打席目でのこと。昨季開幕投手を務めた左腕・笠原を相手に痛烈な投ゴロに倒れたが「あの球を『(石川昂は)見えなかった』と言っていたけど、2、3回対戦して笠原の投球に慣れたら簡単に打ちますよ。それにしてもあの対応力はすごい。見えない中であの当たりだからね。見えなかったら普通は当たらない。末恐ろしいよ」と最敬礼する。

 しかし、仁村二軍監督は将来の竜の4番候補に「これが出てこなかったら我々の責任になるだろうね」と青ざめている。何としても首脳陣は金の卵をミスタードラゴンズに育てあげるしかない。