王貞治会長 青学大・吉田の別大マラソン3位に「素晴らしい」

2020年02月02日 20時26分

王貞治球団会長

 ソフトバンク・王貞治球団会長(79)が2日、キャンプ地の宮崎から「時の人」の快走を喜んだ。

「彼には(第一線で)走ることをやめないでほしいと思っている」。そう言って思いを寄せるのは、今年1月の「箱根駅伝」4区で区間新記録を更新した青山学院大学4年の吉田祐也(22)だ。王会長は、吉田本人の意思で大学卒業を機に第一線に区切りをつける可能性があることを知り、その存在を年明けから気にかけてきた。

 その吉田はこの日「大分別府毎日マラソン」に出場。2時間8分30秒の日本学生歴代2位の好タイムで、日本人最高の3位に輝いた。王会長は「日本人トップは素晴らしい。ただ(残念ながら)オリンピックには出られないのかな。それでも十分、立派だよね」と目を細め、本人の意思を尊重しながらも現役続行に期待を寄せた。

 40歳で19年連続30本塁打以上をマークしながらユニホームを脱いだ王会長。後に「もう少しできたと思っている」と後悔の念を残した。引き際の美学は人ぞれぞれだが、アスリートの先輩として吉田の決断に注目している。