エンゼルスの大谷翔平投手(27)は24日(日本時間25日)に本拠地アナハイムでのレンジャーズ戦に「1番・DH」で先発出場し、2打数無安打、1三振2四死球だった。チームは5―3で勝って3連勝。再び貯金を10とした。

 相手先発は右腕ダニング。通算12打数1安打、4三振2四球の打率8分3厘と苦手にしている。今季も4打数無安打、1四球と苦戦。

 初回先頭はフルカウントからの7球目、外角低めのスライダーにバットは空を切った。3回二死無走者は初球、内角低めのスライダーが右足甲付近を直撃して死球。痛みに顔をゆがめると、観客席から大ブーイングが上がった。4―0の4回二死一塁はフルカウントから四球で歩いた。

 歓声が上がったのは6回二死無走者だった。初球、内角高めのカッターをフルスイング。角度26度で打球を上げたが、右直だった。

 マドン監督は試合前に大谷の次回登板が26日(同27日)の本拠地ブルージェイズ戦と発表。3連勝後、好投しながら2試合、白星が付いてこないが、中7日での4勝目に期待だ。昨季のア・リーグMVPを争ったウラジーミル・ゲレロ内野手(23)との今季初対決も注目される。