カブスの鈴木誠也外野手(27)は24日(日本時間25日)に敵地シンシナティでのレッズ戦に「3番・右翼」で先発出場し、先制犠飛を放ち、5打数無安打2打点だった。打率2割3分9厘。チームは11―4で勝って3連勝。

 第1打席は初回無死一、三塁で回ってきた。相手先発は右腕マーレ。1ボールからの2球目、外角へ逃げる86・7マイル(約140キロ)のカッターを拾って中堅へ打ち上げて、先制の犠飛。これで今季の打点は20となった。

 3―0の2回二死満塁はフルカウントから内角高めの83・4マイル(約134キロ)のスプリットを引っ張り、遊ゴロ。5―0の4回一死一塁は1ストライクからの2球目、91・7マイル(約148キロ)の直球に快音を発したが右直だった。9―2の5回一死一、三塁は2番手の右腕セサと対戦。92・9マイル(約150キロ)のシンカーに遊ゴロに打ち取られるが、併殺崩れの間に三走が生還した。

 10―2の7回二死一、三塁は3番手の右腕クーネルの89マイル(約143キロ)のスライダーにタイミングが合わず空振り三振。11―3の9回二死一、三塁は内野手のレイノルズとマッチアップ。初球、内角高めの54・2マイル(約87キロ)の山なりのスライダーをフルスイングするも、打ち上げて二飛に倒れた。2打点挙げてチームの勝利に貢献したが、5度得点圏に走者を置いて無安打は不満だろう。