ゴールドグラブ賞9度に輝き今季限りでの現役引退を表明しているカージナルスのヤディエル・モリーナ捕手(39)がメジャー19年目で投手デビューを果たした。22日(日本時間23日)の敵地ピッツバーグでのパイレーツ戦で18―0の9回に4番手で登板。先頭の筒香嘉智内野手(30)に右越え本塁打を浴びるなど2被弾を含み4安打4失点だった。

 8回を終えて13―0の展開にパイレーツも9回に内野手のバンメーターが登板。プホルスに一発を浴びるなど、4安打5失点だった。

 カージナルスでは15日(同16日)の本拠地でのジャイアンツ戦でも、同じく今季限りでの引退を表明しているメジャー22年目のプホルスが15―2の9回にDHから志願登板。2本塁打を含む4安打4失点だった。カージナルスの歴史に名を刻む2人のレジェンドの防御率は仲良く36・00となった。