ニューヨークメディアが田中の楽天残留に落胆するも23年の復帰に期待

2021年12月04日 11時39分

田中将大(東スポWeb)
田中将大(東スポWeb)

 楽天が田中将大投手(33)と来季の契約で合意したと発表した波紋がニューヨークで広がっている。来季のヤンキース復帰を期待していた地元ニューヨークの各メディアは3日(日本時間4日)に可能性が消滅したことを報じて落胆するとともに2023年の復帰に期待をにじませた。ヤンキースはエースのゲリット・コール投手(31)に続く先発2番手を探している。

 ニューヨーク・デーリーニューズ紙(電子版)は、「マサヒロ・タナカはもう一シーズン日本に留まる」と見出しをつけ、「22年にブロンクスでの再会はなくなった。彼は契約を破棄する権利を有していた」とがっかり。「来季も安定した投球をすれば、34歳になってもメジャー復帰をマーケットで簡単に見つけられるだろう」と期待した。

 ニュージャージー州のニュースサイト、NJドットコムは「元ヤンキースのエースが22年にブロンクスに帰還することはなくなった」と失望を伝えた。ヤンキースの試合をラジオ中継しているWFAN(電子版)も「懐かしいニューヨークの馴染みの顔は獲得不可能になった」と残念がった。CBSスポーツ(電子版)は「タナカは日本に残る。世界中の他のリーグが一時停止したわけではない」とMLBのロックアウトを皮肉った。

 田中は14年から20年までの7年間ヤンキースに在籍した。174試合(先発173)に登板して78勝47敗、防御率3・74。14年から6年連続2桁勝利をマークし、ローテーションを支えた。20年はコロナ禍で60試合制だったため、3勝だった。20年オフにFAとなり、今年から古巣の楽天に復帰。23試合に先発して4勝9敗と打線の援護に恵まれず自身初のシーズン負け越しに終わったが、防御率3・01と安定感抜群だった。

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