エンゼルスの守護神イグレシアスがQOを拒否 地元2紙は残留可能の見解

2021年11月18日 10時54分

大谷翔平とハイタッチするイグレシアス(ロイター=USA-TODAY-Sports)
大谷翔平とハイタッチするイグレシアス(ロイター=USA-TODAY-Sports)

 大谷翔平投手(27)の所属するエンゼルスで今季、守護神を務めたライセル・イグレシアス投手(31)が、エンゼルスが提示した1年契約を求めるクオリファイング・オファー(QO)を拒否したことが回答期限の17日(同18日)に分かった。エンゼルスを含む全球団と交渉可能になる。

 イグレシアスは今季、65試合に登板し7勝5敗、34セーブ、防御率2・57。K/9(9イニング当たりの奪三振数)はキャリアハイの13・2をマーク。大谷の9勝中、8試合に登板して6セーブと援護した。

 悲願のポストシーズン進出に投手陣の整備が課題のエンゼルスにとっては必要不可欠な存在。先週のGM会議でもミナシアンGMが「彼の存在はとても良いものだった。なんとか彼と契約を結びたいと願っている」とコメントしている。

 QOの規定額は今季は1840万ドル(約21億円)。米メディアはイグレシアスは年齢的にも「売り時」であることからQOを拒否し、大型契約を狙うだろうと報じており、エンゼルスも想定していただろう。

 他球団も獲得に乗り出して争奪戦になった場合、条件アップは必至。エンゼルスは16日(同17日)にメッツからFAになっていたノア・シンダーガード投手(29)と1年2100万ドル(約24億円)で合意したばかり。先発投手はもう一人必要とされており、財政的に余裕はあるのか。

 ロサンゼルス・タイムズ紙は「エンゼルスが今季のチーム年俸総額1億8200万ドル(約207億8000万円)と同等額を来季の上限とした場合、まだ約3000万ドル(約34億3000万円)の余裕がある」と分析。

 一方、オレンジ・カウンティー・レジスター紙(電子版)は「イグレシアスと複数年契約を結ぶことで年俸を(減額して)分散させれば、2022年のチーム年俸総額をうまく調整し、もう1人トップクラスの先発投手を獲得しやすくなる」との見解だ。
 
 両紙とも残留可能と見るが果たして…。ミナシアンGMの手腕が試される。

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