エンゼルスの大谷翔平投手(27)は2日(日本時間3日)、敵地シアトルでのマリナーズ戦に「2番・DH」で先発出場。左飛、遊飛、四球、四球の2打数無安打2四球で10戦連続アーチなしに終わり、45本塁打、99打点のまま3日(日本時間4日午前4時10分開始予定)のマリナ―ズとの最終戦に臨むことになった。なお、ブルペン待機していたマリナーズの菊池雄星投手(30)は登板しなかった。チームは4対6で敗れた。

 注目の本塁打争いは48本でトップのペレス(ロイヤルズ)はこの日のツインズ戦でアーチはなかったが、2位のゲレロ(ブルージェイズ)がオリオールズ戦で47号を放った。トップまで3差のまま残りは1試合。本塁打王は絶望的だろうが、今季の「打者・大谷」を象徴する豪快なアーチを描いて日本勢では2007年のヤンキース・松井秀喜以来14年ぶりとなる「100打点超え」でシーズンを締め、来季のキング獲りにつなげてほしい。