エンゼルスの大谷翔平投手(27)は11日(日本時間12日)、敵地のアストロズ戦に「2番・DH」で出場。4打数1安打1四球だった。打率は2割5分8厘。チームは4―2で勝った。

 前日の同戦では1918年のベーブ・ルース以来となる「2桁勝利&2桁本塁打」を懸けて投打同時出場。初回に4試合ぶりの44号を放ったものの、投手としては4回途中9安打6失点で2敗目を喫した。それでも登板翌日は9本塁打と相性抜群だけに2試合連続となる45号の期待が高まっていた。

 初回の第1打席は相手先発の右腕ガルシアの149キロ直球を右前へクリーンヒット。打球速度172キロの強烈な一打で3試合連続安打となった。だが、このあとは外角攻めに手を焼き、第2打席はボテボテの二ゴロ、第3打席は右飛、第4打席は一ゴロに倒れ、9回の第5打席は四球を選んだ。

 注目の本塁打王争いではペレス(ロイヤルズ)と並んで2位だったゲレロ(ブルージェイズ)がこの日のオリオールズとのダブルヘッダー第1戦で43号を放ち、単独2位に浮上。トップの大谷は1差に迫られた。