エンゼルス・大谷翔平42号から一夜 ヤンキース公式サイトも脱帽の打棒

2021年09月01日 11時00分

42号を右翼席に放った大谷(ロイター=USA TODAY Sports)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は30日(日本時間31日)に本拠地アナハイムでのヤンキース戦に「2番・DH」で出場し、5―5の5回先頭で3試合ぶりの42号ソロを放ち、チームの8―7の勝利に貢献した。角度38度で高々と打ち上げた打球は右翼席最深部に消える飛距離431フィート(約131メートル)の特大弾。本塁打王争いで2位のブルージェイズのゲレロとロイヤルズのペレスに4本差とした。

 これで今季の長打は72本となり、2005年にヤンキースの松井秀喜がマークした71本を上回り、日本人選手最多となった。また、本拠地で今季24本塁打は00年のトロイ・グロースと並んで球団最多タイとなった。

 一夜明けた31日(同1日)のエンゼルスの地元紙は大谷を絶賛した。ロサンゼルス・タイムズ(電子版)は「大谷翔平の42号、ラガレスの終盤の打点によりエンゼルスが8―7でヤンキースに勝利」との見出しで詳報。大谷については「右手首の痛みのため(予定されていた)火曜の登板は難しくなったが、月曜夜の彼のスイングには全く支障がなかった」「アナハイムに戻ってきた元同僚のヒーニーから431フィートのソロを放った」などと報じた。

 オレンジ・カウンティー・レジスター(電子版)は「大谷翔平とメイフィールドの活躍でエンゼルスがヤンキースを下す」との見出しで興奮ぶりを伝えた。「大谷がヒーニーのカーブを右翼のレストランの横の席まで運んでエンゼルスは再びリード」と飛距離に驚がくし、マドン監督の「ボールがあのレベルまで飛んだのを見たことがない」とのコメントを紹介した。

 一方、ヤンキースの地元のニューヨーク紙はどう報じたか。ニューヨーク・デーリー・ニューズ(電子版)は「今のエンゼルスにおいて見るべき価値のある唯一のもの」と形容。特大の42号を「5回裏にエンゼルスを勝ち越させるためにボールを焼却した」と表現した。

 ニューズデー(電子版)は「431フィートの巨大な爆撃弾を右翼へ打ち込んだ」と伝えるも、「他の3打席はすべて見逃し三振だった」とヤンキース投手陣の“活躍”を付け加えた。

 NJドットコムは「MVP候補が元チームメートに右翼へのソロ本塁打を食らわせた」と報じた。またヤンキース公式サイトは、大谷がこれまでのヤンキース戦で放った5安打がすべて本塁打と紹介。ヤンキースのブーン監督の「あそこへ投げたらやられる。彼はシーズンを通じてやっている」とのコメントを紹介し、脱帽した。

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