エンゼルスの大谷翔平投手(27)は24日(日本時間25日)の敵地ミネソタでのツインズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。二塁打2本を含む4打数2安打で復調をアピールした。エンゼルスは2―1で勝利した。

 大谷は後半戦に入って絶不調で前日の同戦を完全休養にあてて欠場。これが功を奏したのか、初回に今季7勝(4敗)を挙げている相手先発右腕・ベリオスのシンカーを捉え、右中間を切り裂く二塁打を放った。安打は19日(20日)のアスレチックス戦以来3試合ぶりで、エンゼルスは大谷の出塁を足掛かりに2点を先制した。

 さらに8回一死走者なしで迎えた第4打席は2番手左腕・シルバーのスライダーを右翼手の頭上に運ぶ二塁打。34号本塁打を放った18日(同19日)のマリナーズ戦以来4試合ぶりのマルチ安打となった。

 3回の第2打席は空振り三振、6回の第3打席は一二塁間へ強烈なゴロを放ったが、ツインズの二塁手に好捕され二ゴロに倒れた。

 なおエンゼルスの先発左腕パトリック・サンドバル(24)は9回一死まで無安打2四死球13三振の快投を演じていたが、あと2人でノーヒットノーランの快挙を逃した。