マエケンが明かした「覚醒の一球」

2020年05月19日 11時30分

10年4月8日のヤクルト戦で力投する前田

【ロサンゼルス発】ツインズの前田健太投手(32)はユーチューブの「マエケンチャンネル」を18日午前(日本時間18日夜)に更新。「2010年、前田健太、覚醒の秘密」と題し、同年に球団史上初、セ・リーグ史上最年少の投手3冠(最多勝、最優秀防御率、最多奪三振)を獲得するきっかけとなった一球と、その極意を明かした。

 広島の新エースとして期待されていたプロ4年目。どれだけ腕を振っても速球のMAXが148キロだった前田が150キロを連発するようになったのはある一球のおかげだという。「(シーズン始まって)1勝1敗で迎えた第3登板目、ここで前田健太覚醒するんですよ。神宮のヤクルト戦で田中浩康さんに投げた一球。本当にこれだけで覚醒したんですよ」

 10年4月8日のヤクルト戦の0―0の3回二死無走者で打席は2番の田中、2ボール2ストライクの5球目だった。「四球は出したくなかった。ヒットはOK」と真ん中に置きにいったストレートが運命を変えた。「今までに見たことのない軌道でキャッチャーミットに収まった。つかんだと思った」と明かした。

 09年は8勝14敗、防御率3・36、193回、147奪三振だった前田は10年に15勝8敗、防御率2・21、215回2/3、174奪三振と活躍。初の沢村賞に選出され、球界のエースに成長した。

「一番大事なのはリリース」としてトレーナーにボールを持ってもらって力の入れ具合をレクチャー。「投げる時に『せーの』と力入れる。この感覚だけで150キロが出るようになった」と解説。最後は「これを見て『覚醒しました』『プロに行けました』とかドラフトの時に聞けたらうれしい」とまとめた。

 視聴者からも「分かりやすい!」「すごいためになりました!ありがとうございます!」「1球だけで人生が変わるの凄い」などと、多くのコメントが寄せられている。