田中 オープン戦初先発で被弾も“お試しカットボール”に好感触

2020年02月27日 11時30分

【フロリダ州タンパ発】ヤンキースの田中将大投手(31)は26日(日本時間27日)に本拠地でのナショナルズ戦でオープン戦に先発で初登板し、2回を投げ、1本塁打を含む2安打2失点、2三振1死球だった。打者9人に29球投げた。

 今にも雨粒が落ちてきそうな空模様。「マウンドに上がれたことは本当に大きかった。ブルペンだけになるのと、試合で相手チームに投げられるというは全然違う」。田中は登板したことを一番の収穫に挙げた。

 先頭のロブレスを高めの速球で左飛に打ち取ったが、続くスティーブンソンは2球で追い込みながら3球目のスプリットが落ちずに右前打。しかし後続を遊ゴロと二ゴロに退けた。

 2回は先頭をスプリットで空振り三振仕留めた。次打者キーブームに死球を与えると、7番・リードには1ボールから2球目のスプリットが甘く入ったところを捉えられ被弾。左越え2ランを浴びた。その後は空振り三振と右飛に抑えた。予定の2回を投げ終え、交代した。
「何球か気に食わない球はありましたけれど、投球の中で修正して次にいいボールを投げれたりもしましたし、全体的にはすごく収穫があった」と振り返る。2三振と2安打はいずれもスプリットだった。「もっといい投げ方ができると思っているので、そこをゲームでしっかり出していけるようにと思っています」と課題も挙げた。

 今キャンプで試しているカットボールに関しては「相手がちょっと打ちづらそうにして
いるなという反応があった」と現時点では好感触だ。

 25日(同26日)にセベリーノが右ヒジの靱帯再建手術を受けることが判明、今季絶望だ。背中を手術したパクストンの復帰は6月以降、出場停止処分中のヘルマンは開幕から61試合に出場でない。先発陣は早くも苦境を迎えている。田中への期待は例年以上に高い。