【センバツ】国学院久我山が準決勝敗退 尾崎監督「イチローさんから背中を押していただいた」

2022年03月30日 18時23分

尾崎監督と国学院久我山ナイン(東スポWeb)
尾崎監督と国学院久我山ナイン(東スポWeb)

 大敗で涙を飲んだ。第94回選抜高校野球大会(甲子園)は30日に10日目を迎え、準決勝で国学院久我山(東京)が大阪桐蔭に4―13で敗退。今大会ではセンバツ初勝利から一気にベスト4まで駆け上がったが、決勝進出は果たせなかった。

 序盤から防戦一方の中、意地も見せた。11点のリードを許した6回に一死二、三塁とし、3番・木津寿哉(2年)の適時打と相手守備の乱れも重なって2点を奪い返す。9回にも途中出場の鈴木勇司(2年)の中犠飛、斎藤誠賢(3年)の適時打などで2点を入れ、最後まで食い下がってスタンドを沸かせた。

 だが、先発の渡辺建伸(3年)ら3人の投手陣が19安打13失点で大阪桐蔭の強力打線に飲み込まれ、その勢いを止められなかった。 

 試合後の尾崎直輝監督(38)は「負けて悔しい。点を取られるところは覚悟していたが、連打が続いてしまったところで受け身に回ってしまった」とコメント。ただ、その後は「イニング間のミーティングを重ねながら徐々に選手たちも自分たちの野球ができるようになっていった。そういうところは課題をいただきながらも選手たちの糧になっていくと思う」とも続け、強豪相手に最後まで反撃した選手たちの健闘をたたえた。

 チームは昨年11月にイチロー氏(48=マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクター)から指導を受けている。尾崎監督は今大会の総評として「本校の野球のスタイルとして、やってきたことは間違いなかったなと思う。そこは周りの方々も評価していただいたし、イチローさんからも背中を押していただいた部分をこの甲子園という舞台で、しっかり発揮できたなと思う」とも振り返っていた。

 そして「夏にこの舞台に帰ってくるために鍛錬を重ねなければならないと思う」と力強い言葉を口にし、聖地帰還へ向けてリスタートを誓っていた。

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