レッドソックスで5年契約の4年目を終えた吉田正尚外野手(33)が苦境に立たされている。
1年目の2023年こそ140試合に出場して打率2割8分9厘、15本塁打、72打点をマークして華々しいメジャーデビューを飾ったが、近年は故障にも悩まされ、今季は87試合の出場にとどまり、2割7分4厘ながら5本塁打、28打点だった。
入団時に締結した契約は日本出身野手として最高額となる9000万ドル(約123億円=当時)。これまでにも何度もトレードがささやかれてきたが、年平均1800万ドル(約25億円)の負担は小さくなかった。そして契約は残り1年。地元紙「ボストン・グローブ」は6日(日本時間7日)、「デュランと吉田は相変わらずの宙ぶらりん状態に置かれている」と現状を伝え「どちらの選手も貢献はできるが、レッドソックスはどちらか1人、あるいは2人ともトレードに出す可能性がある」と報じた。
吉田を巡っては前日5日(同6日)にも老舗誌「スポーツ・イラストレイテッド」が「吉田の波乱万丈なレッドソックスのキャリアはこの冬で閉じるかもしれない」と報道。「吉田の年俸は1800万ドル以上。昨年時点で契約残高は3600万ドル以上もあった。そんな巨額な年俸を引き受ける球団は存在しなかった」と年俸と成績のアンバランスが〝妨げ〟の一因だったと指摘していた。
昨オフに比べれば、吉田の獲得を狙う球団にとって負担は半減し、動きは取りやすくなる。同時にトレード放出の〝Xデー〟が近づくことも意味する。同誌は「2027年も吉田がボストンでプレーする姿を見たいと願うレッドソックスファンは失望することになるかもしれない」と確実視していたが――。












