ノアの〝The Real Rebel〟OZAWA(30)が、GHCヘビー級王者・内藤哲也(44)の〝危険技〟のダメージをいなした超絶技巧について解説した。10月両国大会では最高峰ベルト奪取に失敗した一方で、試合内容を巡って拳王が「あんなことをしていたらケガ人続出でノアの選手がいなくなる」と内藤に苦言を呈する事態となっていた。果たして技を受けた当人の主張は――。

 OZAWAは両国大会以来初の試合となった3日の埼玉・春日部大会で、メインイベントの6人タッグ戦に出場。試合は自軍のアルファ・ウルフがYoshiki InamuraのDIS CHARGEで敗れたものの、激闘の疲れを一切感じさせない戦いぶりを見せた。

 内藤との王座戦では、雪崩式リバースフランケンシュタイナーや高角度のバレンティアでマットに突き刺される場面もあった。それゆえ、この日の試合後もOZAWAは「首がいてぇよー!」とわざとらしく絶叫。取材に応じると「リバースフランケンもさることながら、内藤の〝垂直落下式バレンティア〟の衝撃がもう半端なくて。つま先まで電流が走った。俺じゃなかったら〝イっちゃってる〟よ」と技の威力を回顧した。

10・25両国で、内藤哲也(下)の強烈なバレンティアを食らったOZAWA
10・25両国で、内藤哲也(下)の強烈なバレンティアを食らったOZAWA

 首には相当なダメージが残っているのかと思いきや「受け身がうますぎたよね」と、自身の人間離れしたスキルによって大事を免れたと告白。「頭のてっぺんから落とされても、受け身取れるんだってビックリした。国内、世界で見ても〝脳天バンプ(受け身)〟ができる人はいないと思う。首は試合前にギリギリで治った」と言い張った。

 王座戦後には次期挑戦者となった拳王の発言が呼び水となり、内藤の〝危険技〟の是非について論争が起きた。OZAWAは「勝てるならあれを使えば良い。危険じゃない技の方がない」と持論を展開した上で「(拳王が)挑戦するにあたって、めちゃくちゃ騒いでおけば、相手がその技をかけづらくなるっていう戦略だったんじゃ…」と勝手に推察。「脳天バンプを極めた俺だから受け身を取れたけど、拳王だったらワンパンだろうね」と次期王座戦(9日、後楽園)は、バレンティアでの内藤の勝利を予想した。

 王座戦での敗北に呼応するように、趣味のギャンブルでも連敗が続いている。「(負けが)グロくて。内藤のバレンティアで首が回らない状態になったけど、ギャンブルの方も首が回らなくなってきた。次はこっちを治していきたい」と悲しく拳を握る。首はともかく、懐のダメージの回復には時間がかかりそうだ。