新日本プロレス1日の岡山大会で、タイチ(46)がIWGP GLOBALヘビー級王者のゲイブ・キッド(29=AEW)に最後通告を突きつけた。

 タイチは3日広島大会で同王座挑戦を控えている。ゲイブはシリーズに不参戦のため前哨戦は組まれず、この日の大会では上村優也&小島聡とのトリオで、ウルフアロン&ボルチン・オレッグ&矢野通と対戦。ウルフとの打撃戦からアックスボンバーを放つなど軽快な動きでチームを牽引したが、最後は小島がボルチンのカミカゼに沈められた。

 試合後は広島大会でIWGPヘビー級王者・辻陽太、米国・AEWのケニー・オメガとのノンタイトル3WAY戦を控えているボルチンとエール交換して退場。「いまボルチンが言ったよ。『広島、お互い頑張りましょう』『俺たちの手でAEWを止めましょう』って。俺だけじゃねえんだよ。俺一人が戯言を言ってるんじゃねえ。みんな同じ気持ちなんだよ。あんなとこにボルチン入れる必要ねえだろ。次、ボルチンが(IWGPヘビーの)挑戦者で良かったんじゃねえのか」と会話の内容を明かした。

打倒AEWでボルチン・オレッグ(右)と結束を深めるタイチ
打倒AEWでボルチン・オレッグ(右)と結束を深めるタイチ

 7月からGLOBAL王者としてやりたい放題のゲイブに加え、ケニー、ウィル・オスプレイ、ジョン・モクスリーとここに来て新日本マット内ではAEWの勢力が拡大している。これに敢然と「NO」を突きつけたのがタイチだ。

「俺がゲイブを止めて、その後ボルチンがしっかりケニー・オメガを追い返してくれるんだろう。そうやって力で見せていくしかねえだろ。このまま何も変わらねえんだったら、俺たちの力でひっくり返すしかねえんだ。アイツらの侵略と止めなきゃいけねえんだ。AEW傘下の新日本じゃねえんだ」と、危機感を募らせた。

 さらにタイチは「必ず来いよ、ハゲ。最後の新日本プロレスのリング。自分のスマホでも見ながら飛行機に乗って、新日本プロレスの思い出に浸れ。これでお前とは最終回だ。待ってるからな」とゲイブに痛烈メッセージ。外敵王者からベルトを奪回し、ベテランの意地を見せることができるのか――。