女子プロレス「スターダム」のワールド王者・鈴季すずが、次期挑戦者・スターライト・キッドの〝欲張り姿勢〟に待ったをかけた。
鈴季は最高峰王座をかけ、29日の大田区大会でキッドと激突する。27日後楽園大会での最後の前哨戦では極悪軍「H.A.T.E(ヘイト)」の刀羅ナツコとユニットの枠を超えた〝両想いタッグ〟を結成し、キッド、なつぽい組に勝利。ベルト奪取へ弾みをつけた。
鈴季とキッドはかつて「ネオ・ジェネシス」で共闘していたが、鈴季が星来芽依との衝突をきっかけに離反。遺恨戦である一方、キッドにとっては団体主要王座の全制覇「真のグランドスラム」達成がかかったタイトル戦でもある。
取材に応じた鈴季は挑戦決定からの期間を振り返り、キッドの王者としての実力と資格に疑問符。「私が思う赤のチャンピオンは全体が見れる人。『自分が一番』っていう人には巻けないベルトだと思ってる。キッドからはそれを感じられない」と批判。自身がベルトの重圧を感じているだけに「『グランドスラムのために』とか言ってるようじゃこのベルトは巻けないし、巻いたとしてもすぐ潰れるよ」と警告を発した。
さらに鈴季は視座の広い人間の住む「1の世界」とそうでない人間の「2の世界」があるという不可思議な理論を提唱。「キッドは2の世界の住人。今まで戦ってきた(林下)詩美とか(刀羅)ナツコは1の世界の人だった。世界線が違うからこそ、マジで一番負けたくない」と燃えていた。
一方のキッドは取材を通じ「レスラーって欲がないと面白くないと思うし、感情移入もしづらいと思う」と鈴季に反論。ベビーフェイスが先頭に立つ団体の理想像を示した上で「私は欲深くて自分のことが多いかもしれないですけど、意外と(周りを)見えてますよ!」と主張した。
〝狂乱〟と〝欲望〟の戦いの先にあるものとは。













