ポスティング・システムでの米球界移籍を容認された西武・平良海馬投手(26)が31日、秋季キャンプ中のベルーナドームで報道陣に対応し「うれしいですし、ここから頑張りたい」と意気込みを語り、サイ・ヤング賞獲得を目標に掲げた。

 今季は22試合に先発して12勝5敗、防御率1・36でリーグの最優秀防御率のタイトルも獲得。海を渡ってくる右腕について米紙「ニューヨーク・ポスト」は「平良海馬がMLB挑戦へ第一歩―ヤンキースも関心を示す」と報じた。

「ヤンキースも身長5フィート8インチ(約173センチ)の平良を視察してきた球団の一つだ。平良はこれまでのキャリアで、先発投手と救援投手の両方を経験している。11月に27歳となる平良は、90マイル台半ばから後半の速球を投げる。もし彼がヤンキースの構想に入るとすれば、それはブルペン(救援陣)の一員としてということになるだろう。今シーズン、平良を視察した複数のスカウトは、彼には救援投手としての適性が最も高いと見ている」と指摘。平良本人は先発を希望しているが、ヤンキースはリリーフとして獲得に乗り出すという。

「ヤンキースの先発ローテーションはアメリカン・リーグのサイ・ヤング賞受賞が有力視されるキャム・シュリトラー、ゲリット・コール、マックス・フリード、カルロス・ロドン、そして(トレードがない限り)ライアン・ウェザーズ(左腕)、ウィル・ウォーレン(右腕)、クラーク・シュミット(右腕)らを組み合わせた陣容で固まりつつあるように見える。しかし、ブルペンには多くの疑問符が残されている」とチーム事情を解説。

「平良は、その体格にもかかわらず先発投手に適した球種構成を持っているが、耐久性に疑問を抱く球団も存在する」と、あくまでも救援投手として補強ターゲットになっていると伝えた。