ドジャースからFAになったタリク・スクバル投手(29)の争奪戦に突入した。契約総額が4億ドル(約640億円)超えとも伝えられる今オフのFA市場最大の目玉には再契約を目指すドジャースを筆頭に、古巣タイガースやヤンキース、メッツなど多くの球団が強い関心を示している。

 そんな中、米メディア「クラッチ・ポインツ」は30日(31日)、「ヤンキースにスクバルは必要ない」と、東の名門に争奪戦からの撤退を迫る記事を掲載した。

「タリク・スクバルは現在、市場に出ているフリーエージェントの中で最高の選手であり、彼を獲得すれば、すでに優秀な投手陣をさらに一段上のレベルへと引き上げることができるだろう」としながら「ヤンキースの先発ローテーションはすでに非常に優秀であり、アメリカン・リーグのサイ・ヤング賞受賞が確実視されるキャム・シュリトラーがその中心を担っている。マックス・フリード、カルロス・ロドン、ゲリット・コールといった面々も、質の高い先発投手だ。先発投手の多くは2027年まで契約が残っており、ヤンキースには新たな先発投手を補強しなければならないという差し迫った必要性はない」とした。

 さらに「ヤンキースにとって最大の課題は、明らかに攻撃陣にある。チームにはより良いバランスが必要であり、『一発か三振か』という極端なアプローチでは機能しない。今年のワールドシリーズに進出したブルワーズとレイズはどちらも打球をしっかりとフィールド内に飛ばし、攻撃のチャンスを作り出すチームだ。両チームとも本塁打数はそれほど多くないが、それでも相手にとって脅威となる攻撃を展開している。攻撃陣の強化、そして安定して質の高い打席を送れるコンタクトヒッターの獲得を優先すべきだろう」と指摘。

 サイ・ヤング勝左腕よりも確実性のある打者の補強を最優先するよう訴えた。