体操の世界選手権(オランダ・ロッテルダム)女子団体総合で銅メダルに輝いた日本をけん引する杉原愛子(アローヴラボ・TRyAS)が、かつての戦友と喜びを分かち合った。
杉原と日本協会の村上茉愛女子強化本部長はともに2016年リオデジャネイロ五輪、21年東京五輪に出場。現在は異なる立場で世界の頂を目指して戦っている。28日に都内で行われた世界選手権の帰国会見で、杉原は「やっぱり団体で金メダルを目標にしていた分、そこの悔しさもあるけど、メダルが取れたうれしさ、ホッとした気持ちもある」と頬を緩めた。
女子団体総合での表彰台は、60年ぶりの快挙。2028年ロサンゼルス五輪の出場権も勝ち取った。「五輪では金メダルを目指したい。私たちなら必ず取れると思っている。そうするためにはこれから何が必要なのか、個人、チームジャパンとしての課題もだんだん見つかってくると思うので、しっかり感謝の気持ちを持って、いい意味で大好きな体操を楽しみながらこれからも頑張っていきたい」と決意を新たにした。
9月の愛知・名古屋アジア大会では、杉原と村上女子強化本部長が同部屋だったという。村上女子強化本部長は「異例の形だったけど『(メダルを)取りたいよね』や『体操界の歴史をつくっていくために今回はすごい大事だよね』という話をした」と回想。リオデジャネイロ五輪では4位に入るも、あと一歩のところでメダルを逃した。「(世界選手権で)掲示板見た瞬間からすごい長かったなと思っていた」と涙ながらに語ると、杉原は満面の笑みを浮かべた。
杉原はチーム最年長の27歳。ベテランの領域に突入しているが「ロスに向けて考え中ではあるけど、団体で金メダルを目指してやっていきたい気持ちはすごくある」と前向きにコメント。2年後のロサンゼルス五輪は金メダルで喜びに浸る。











