体操の世界選手権第6日(22日=日本時間23日、オランダ・ロッテルダム)、男子個人総合決勝で橋本大輝(日本生命・セントラルスポーツ)が6種目合計85・998点で史上2人目の4連覇を成し遂げた。2009年から6連覇した〝キング〟内村航平以来で団体総合との2冠に輝いた。

 圧巻のパフォーマンスで優勝した橋本について、今大会を中継する日本テレビ系で解説を務めた内村氏は「勝って当たり前の中で勝つというのが一番難しいと思う。失うものがない選手は思い切りやるだけなんで、そっちの方がノープレッシャーでできたりするんですよね。ミスなく6種目をやり切って、演技内容も申し分なかったです」と後輩の奮闘をたたえた。

 自身の6連覇という記録に続く4連覇の達成には「誰も文句なし、異論なし。理想の勝ち方です。自分の勝ちパターンに持ち込めた。いろんな人たちに期待をされてプレッシャーもある中、橋本選手だけが自分の世界に入り込んで、自分の演技を貫いた。それが結果につながったなって思いますし…。僕は思いますし、僕もそうやってきたので」と語った。

 さらにキングは「できればね、現役に戻って同じチームでやりたいんですよ」とし「日本のみなさんに言いたいんですけど、僕が仮に全盛期だとしても、橋本選手が今のレベルで戦ったとしても、僕は勝つ自信はありません。そのくらい今の橋本選手は強いんですよ」と話すなど、大絶賛していた。