DeNAは27日、ソフトバンクとの「SMBC日本シリーズ 2026」第3戦(みずほペイペイ)に3戦連続となる延長戦の末、1―2でサヨナラ負け。ただ、先発した東克樹投手(30)は7回89球を投げて6安打無失点の快投を見せ、敵地のマウンドでハマのエースの名に恥じぬ威厳を放った。
左腕は得点圏に走者を背負っても、本塁は踏ませなかった。「狙いどおり、というよりいつもどおり。(自分は)三振を取るピッチャーじゃない。今日は全体的に低めに集めて投げることができたので、結果としてゴロが多くなった」と最強鷹打線を相手に〝らしい〟投球ができたことに手応えを口にした。
その言葉どおり、奪った併殺打は5つ。初回先頭の正木に死球を与え出塁を許すも、後続・周東を遊併殺打に打ち取って三者凡退の立ち上がり。3回にも一死一、二塁としたが、近藤を二ゴロ併殺で窮地を脱した。
東が「非常に大きなイニングになった」と振り返ったのが、わずか1点のリードで迎えた7回だった。牧原大の左前打から一死二塁のピンチを背負ったところで代打・山本がアナウンスされ、今季途中にソフトバンクにトレード移籍した〝元ハマの正捕手〟が打席へ。
長年苦楽をともにしたかつての女房役と因縁の対決が実現したが、軍配は左腕に上がった。山本が弾き返した打球は、東のグラブへ突き刺さる投ライナーに。二塁を飛び出していた二走・牧原大もタッチアウトとなり、これがこの日5つ目の併殺打となった。
「本当に、1点勝負の試合。〝(山本)祐大だから〟とかではなく、しっかりゲッツーとれた。毎回ランナーを出しましたし、気を遣う打線なので89球とはいえ、集中力といったところで疲労はあった。ランナー出しながら、切るところは切って、無失点で抑えられた。試合はつくれたかなと思います」と汗を拭った。












