ヤンキースのアーロン・ブーン監督(53)の来季続投が決まった。地元「ニューヨーク・ポスト」紙は19日(日本時間20日)、「アーロン・ブーン監督は、ヤンキースを次の段階へと導くための新たなチャンスを得るだろう」との記事を配信した。

 2027年まで契約が残っていたブーン監督だが、地区シリーズでレイズにスイープ負けを喫するとヤンキースタジアムに「ブーン辞めろ!」の怒号がこだました。記事は「プレーオフでまたもや早期敗退を喫し、ブーン監督の去就を巡る騒ぎが過去最高に達しているにもかかわらず、ヤンキースは10年目の来季も続投させることを決定したと、本紙が確認した」と伝えた。

 そこには今オフの特殊事情が絡んでいるという。「ヤンキースがブーン監督を続投させたのには、より現実的な理由もあった。12月1日には、野球界の現行の労使協定が失効し、ロックアウトが迫っているからだ。もしヤンキースが新たな監督を探すことに決めた場合、11月まで決定できない可能性があり、そうなると新監督は春季キャンプ(おそらく短縮されるだろう)までの間、選手たちと交流を始める時間がなかったかもしれない」と新監督就任はリスクが大きいとした。

 続けて「ブーン監督がスタッフに変更を加えるかどうかはまだ分からない。投手コーチのマット・ブレイクと捕手コーチのタナー・スワンソンの2人は契約満了を迎えるが、高く評価されており、昇格がない限り続投すると広く予想されている」と今季の布陣が引き継がれる見通しだという。