電撃婚もある!? 今オフのメジャー挑戦が注目される阪神・佐藤輝明内野手(27)に、海を渡った先輩から思わぬ提言が飛び出した。今季はNPB史上9人目の3冠王に輝き、MLB球団も熱視線。ただ、海外でプレーするには言語も文化も異なる環境への対応が不可欠となる。そこで大きな力になるというのが、グラウンド外でも支えになる〝人生の伴侶〟の存在だ。
球団初のリーグ連覇に貢献した佐藤の去就が大きな関心を集めている。CSファイナルステージでまさかの4連敗で敗退し、18日には大阪市内の阪神電鉄本社でシーズン終了の報告が行われた。
嶌村本部長は佐藤のポスティングシステムによるメジャー移籍について「本日言えるのは、しかるべき時に皆さま方にお話させていただくということ」と説明。明確な方針こそ示さなかったが、今オフのMLB挑戦について否定はしなかった。
佐藤は2024年オフに将来的なメジャー挑戦の意向を表明。ただ、海外FA権の取得は最短でも29年オフとなる見込みで、今オフの移籍には球団が承認する同制度の利用が必要となる。
今季は打率3割6厘、39本塁打、106打点をマークし、球団の日本選手では初の3冠王に輝いた。その実力に疑いの余地はなく、複数のメジャー球団が前のめりになるのも無理はない。
一方で球団から移籍が認められ、夢の舞台に立つことができても道のりは決して平坦ではない。言葉の壁だけでなく、食事や生活習慣、移動の多さなど日本とは勝手が異なる環境に適応しなければならない。最高のパフォーマンスを発揮するためにはグラウンド外での生活も重要な要素だ。
そこでメジャー経験がある球界OBが説いたのが新たな家族の存在だ。
「言語も食事も周りの環境もすべてが違う世界。もちろん通訳やスタッフなど助けてくれる人はたくさんいますが、自分は家族の存在が大きかった。右も左も分からない中でとても支えになったし、結婚した後にメジャーに行ったのはそういう意味でよかったと思う」
実際、日本人メジャーリーガーの中でも家族を持つ選手は少なくない。大谷(ドジャース)をはじめ、今季からMLBに移籍した岡本(ブルージェイズ)や今井(アストロズ)は既婚者だ。直近では佐々木(ドジャース)がメジャー1年目だった昨年2月に結婚を発表している。
もちろん、結婚がメジャーでの成功を保証するわけではない。価値観やライフスタイル、生き方は人それぞれだ。それでも、慣れない土地で孤独やプレッシャーにたった一人で向き合うよりも、苦楽を分かち合える存在がいることは大きな心の支えとなる。米国で生活しながらプレーした先輩の実体験は、これから新たな挑戦を目指す佐藤にとっても一つの参考となりそうだ。
まずは今オフのメジャー挑戦に向けて球団側との話し合いが最優先となるが、夢の実現を見据える3冠王にとって〝人生のパートナー〟についても考える時が来ているのかもしれない。












