日本ハムが悪夢の一発で崖っぷちに追い込まれた。15日のソフトバンクとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第2戦(みずほペイペイ)に2―6でサヨナラ負け。2―2の9回一死一、三塁から申告敬遠で満塁策を取ったものの、4番手の福島蓮投手(23)が栗原に右中間へサヨナラ満塁弾を浴びた。2試合連続の逆転負けで、相手のアドバンテージ2勝を含め通算0勝4敗。日本シリーズ進出へ、もはや1敗も許されない窮地に立たされた。
それだけに、先発した北山亘基投手(27)の力投が報われなかったのは痛恨だった。今季13勝を挙げ、最多勝と最高勝率の「2冠」に輝いた右腕は、初回に清宮幸の適時打などで2点の援護をもらい、鷹の強力打線に立ち向かった。初回一死から連続四球で一、二塁としたが、栗原と柳田を連続三振に仕留め、無失点で切り抜けた。2回も三者凡退に抑えた。
3回は無死三塁から正木に左越え適時二塁打を浴び、近藤にも同点打を許した。それでも4回以降は粘り強く腕を振り、追加点を与えなかった。7回二死一、二塁で上原にマウンドを託すまで105球を投げ、4安打2失点、7奪三振。上原も満塁のピンチで近藤を遊ゴロに仕留め、勝ち越しを阻止した。
北山は「初回から援護点をもらえたおかげで何とか粘ってゲームを作ることができました。ピンチで後続を断ってくれた上原さんに感謝しています」とコメント。レギュラーシーズンではソフトバンク戦3試合で防御率6・92と苦戦していたが、大一番で意地を見せた。
前日には「高い集中力で臨みます」と決意を口にしていた右腕。その言葉通りの投球を披露しながら、最後に待っていたのは残酷な結末だった。












