ヤンキースのレジェンドで殿堂入りを果たしているCC・サバシア氏(46)が地区シリーズであえなくレイズに3連敗したヤンキースに苦言を呈している。ジャッジ不在とはいえ、名門の意地を見せることなく姿を消し、アレックス・ロドリゲス氏、デレク・ジーター氏らOBから変革を求める声が噴出しているが、かつての栄光を知るサバシア氏もだまっていられなかった。

 過去17年間でワールドシリーズ進出は2024年の一度だけ。今年も道半ばでレイズにスイープ負けしたのを見届けたサバシア氏は「ヤンキースの伝統は今のチームにはどこにも見当たらない。かつてここには基準があった。今はそれを満たしていない。失礼な言い方だが、今の選手たちはその基準が何なのかさえ知らない。なぜなら守る人が誰もいなくなったからだ。ジョー・ジラルディー(監督)が去ってからはもう終わりだ」とアナリストのヘクター・ボーチャンプ氏のXで熱弁している。

 サバシア氏が入団したころはロン・ギドリー氏、レジー・ジャクソン氏、ミッキー・リバース氏、ウィリー・ランドルフ氏ら技術と人格を兼ね備えた模範となる選手がおり、規律があったという。今は象徴的な選手がおらず、クラブハウスの雰囲気も変わってしまった。「つまり基準が何なのかがわかっていたんだ。それが今はポサダもリベラもジーターもいない」と危機感を募らせ「彼らは春季キャンプのロッカールームにいるべきなんだ」と黄金期を知るメンバーが再びチームに集結することを呼び掛けた。