愛知名古屋アジア大会の競泳男子400メートル個人メドレー決勝(22日、東京アクアティクスセンター)で、世界ジュニア記録保持者の17歳・小島夢貴(豊川高)が圧巻のパフォーマンスを見せた。

 20日の200メートル個人メドレーで銀メダルを獲得した小島は序盤から積極的な泳ぎを披露し、大会新記録の4分7秒02で金メダルを獲得した。200メートル個人メドレーで敗れた2024年パリ五輪銀メダルの松下知之(東洋大)を下し、リベンジを果たした。

 ただ、当の小島は冷静だった。電光掲示板に「大会新」と表示されても、笑みを浮かべることはなかった。TBS系で解説を務めた21年東京五輪女子個人メドレー2冠の大橋悠依さんは「この表情」と驚きつつ「小島選手は力の使い方を含めて、いいレースをしてくれた。世界でのメダルも見えてきた。ダブル表彰台も期待できる」と太鼓判を押した。

 日本のエースを破って金メダルを獲得した小島。競泳界に楽しみな逸材が現れた。