今年1月の東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で総合8位の創価大が〝3大駅伝完全制覇〟へ好スタートを切った。

 陸上の日本学生競技対校選手権(6日、神奈川・日産スタジアム)、男子5000メートル決勝で、創価大のべナード・キクンビと菅野元太のルーキー2人がワンツーフィニッシュを飾った。

 悪天候でレースが行われる中、キクンビと菅野は先頭には出ず、集団の前方で様子をうかがう。レース中盤でキクンビが先頭に出ると、そのまま13分49秒84でフィニッシュ。菅野は3番手の位置から最後の直線で一気にギアを上げ、2位の13分50秒75でゴールした。

 菅野は高校駅伝の名門・仙台育英高3年時の全国高校総体では同種目2位で、同年の全国高校駅伝でも1区で区間6位と、創価大でもエース候補として活躍が期待される。レース後には「夏場の途中は自分だけこのレースをピーキングしようと思って、途中から個人的な練習をさせてもらった。練習もすごくかみ合って、柔軟に対応してくださって監督には感謝している」と充実した表情を見せた。

 菅野のほか、1月の箱根駅伝で6区区間賞の小池莉希も関東インカレ男子2部1万メートルでトップなど、今季の創価大は個の結果も充実。「すごく役者がそろっているチーム。あとはいかに駅伝にしっかり合わせていけるか。チームとしては、3大駅伝全部で優勝する気で。今年は勝負、本当に勝負の年。頼りになる4年生がいるうちに結果を残したい」と意気込んだ。

 初の大学駅伝デビューに向けては「3大駅伝全部1区を走りたい。ついていって走るのが得意なので、そこでチームに勢いを持ってこられたら」と下級生ながら、チームの優勝を後押しする構えだ。