フィギュアスケートのチャレンジャー・シリーズ(CS)木下グループ杯最終日(6日、東京・田中貴金属アイスアリーナ)、アイスダンスのフリーダンス(FD)が行われ〝りかしん〟こと紀平梨花(鹿島)、西山真瑚(オリエンタルバイオ)組が95・49点、合計156・86点だった。

 結成2季目の2人にとって、今大会は国際大会デビュー戦。この日は紀平の身体能力を生かした独創的なリフトなどを披露し、観衆を魅了した。紀平は「いろんなものが関わっている大会で、すごく緊張感もあったと思うけど、大きなミスなくこなせたことは今後の自信につながった」と笑みを浮かべた。

 今大会はグランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯(11月、東京)の出場に向けた重要な選考材料となる一戦。NHK杯の出場に前進し、四大陸選手権(来年2月、カザフスタン)の出場に必要な最低技術点(ミニマムスコア)も取得した。西山は「四大陸選手権のミニマムやNHK杯に選んでいただことを大きな目標として取り組んできた。それがかなり大きく見えてきたと思うので、もしNHK杯に出られることになったら、さらに成長した姿を見せていけるように頑張りたい」と決意した。

 シングル時代に多くの国際大会を経験した紀平も「四大陸選手権のミニマムを取れたことで、今後の国際大会に向けていい流れがつかめたと思っている。このチャンスを無駄にしないように、毎日を丁寧に一生懸命過ごして、笑顔で締めくくれるようなシーズンを目指したい」と決意。次なる戦いへ確かな手応えをつかんだようだ。