フィギュアスケート女子でドーピング違反による4年の資格停止処分期間を終えたカミラ・ワリエワ(ロシア)への対応をめぐり、自国のOBから不満の声が上がっている。

 ロシアメディアによると、今季得た中立選手(AIN)の資格が取り消しになったという。男子もマーク・コンドラチュクが資格を取り消され、国際大会に出場できなくなった。「RIAノーボスチ」は「国際スケート連盟(ISU)はこの件についてコメントできないと広報担当者が述べた」と伝えた

「sports.ru」によると、アイスダンスで五輪メダリストのアレクサンドル・ジュリンが憤慨。「スケーターにとって大惨事だ。私は非常に憤慨している。彼女はこの4年間で本当に大変な目に遭ってきたのに、まだいじめられている。何もかもが私たちに不利に働き、すべてが私たちに敵対していて、本当にひどい状況だ」と語った。

 さらに「この状況は、ISUによる差別行為であり、ジェノサイド行為に等しい。我々は法廷に訴える必要があると思うだからISUはやりたい放題なんだ」と猛批判した。

 ISUは2022年にウクライナ侵攻を始めたロシアと同盟国のベラルーシの国際大会参加を禁じていたものの、6月末に方針を転換。26~27年シーズンはAINとして国際大会への参加を容認している。