阪神は27日の中日戦(バンテリン)に4―3で勝利し連敗は2でストップ。2―3の8回に坂本誠志郎捕手(32)が値千金の9号逆転2ランをマークし、ゲームを引っ繰り返した。

 敗れれば今季のリーグ戦では初となる、同一カード3連敗となっていた一戦。剣ヶ峰まで追い詰められながら、虎打線のしぶとさが竜を上回った。チームを救った虎の扇の要は「『打てる球を』という気持ちだった。救援陣も粘ってくれた。明日以降もみんなで勝てるようにしたい」と語る。坂本は今月だけで7本目の本塁打。伏兵という言葉にはもはや収まらぬ存在感で虎のオフェンスも支えている。

 九死に一生を得た藤川監督も「全員でゲームをとれたことが大きかった。」と熱戦を振り返る。この日で夏の長期ロードを終えた猛虎は28日から甲子園に帰還し2位・巨人との直接対決3連戦に臨む。天王山を目前に控えた指揮官は「ひとつずつやっていくというところですね。明日(先発)の村上から始まる中でいいゲームをしたい」と語り球場を後にした。