巨人・代木大和投手(22)が22日の広島戦(東京ドーム)でプロ初先発し、5回4安打無失点の好投。家族が見守る中、プロ初勝利を挙げた。
初回は一死一、二塁のピンチを招いたが、4番・坂倉を併殺打に打ち取り無失点スタート。2回も一死一、二塁とされたものの、後続を封じて得点は許さなかった。3回は上位打線をこの日初めての三者凡退に抑えた。
4回も無失点投球を披露すると、その裏に松本の3号2ランで2点の援護を受けた。スタンドでは両親や兄弟が固唾を飲んで右腕を見守る中、初勝利がかかった5回のマウンドへ。この回も二死一、二塁のピンチを作ったが、最後はファビアンをカウント1―2と追い込むと、甲斐とのサイン交換の末に最後はチェンジアップを選択。今季で習得した変化球で空振り三振を奪い、激しく吠えて喜びを表した。
代木は明徳義塾から2021年ドラフト6位で入団。23年は一軍で13試合に登板も、24年にトミー・ジョン手術を受け、翌25年からは育成選手として再スタートを切った。今季は3月下旬から「ファーム・リーグ参加球団規程」に基づき、ハヤテに派遣し、12試合に先発登板で防御率3・42で6勝4敗と先発投手として力をつけた。7月20日に支配下選手の上限である70人の最後の1枠を勝ち取った。
お立ち台では「先の見えないリハビリ生活で何度もくじけそうになりましたけど、支えてくれた方々のおかげで一軍の舞台に戻ってくることもできました。皆さんに感謝の気持ちを伝えたいです」と語り、目に涙を浮かべた。
また、地元・愛媛から駆けつけた家族には「初勝利を届けられたのは、僕としても1つの恩返し。ここからはもっともっと勝って喜ばせたらなと思います」と力強く宣言した。
苦難を乗り越えた代木が待望のプロ初勝利。期待の若手がまた1人、一軍の舞台で輝きを放った。













